こんにちは、シャロンです。
今日は投資のお話をお休みして、キッチンの甘い香りの話題を。
実は私、毎年「梅シロップ」を漬けるのが恒例なのですが、今年はちょっと特別なシロップに挑戦してみました。
きっかけは、昨年、還暦のお祝いに訪れた料亭でいただいた一杯。
「せとか」という柑橘のシロップジュースだったのですが、その爽やかで透き通るような美味しさが忘れられず、「いつか自分でも作ってみたい」とずっと思っていたんです。
今回使ったのは、春の香りが詰まった「小春」を中心に、真っ赤な果肉の「タロッコ」、そしてレモン。
加工用の見た目が少し不揃いな子たちや、ちょっとカスカスになってしまった柑橘も入れちゃいました。
今回、初めて試してみたのが「乾燥米麹」を入れるレシピ(写真左側)。
麹が入るとどんな風に味が深まるのか、興味津々で仕込みました。
作り方はとてもシンプル。
苦味が出ないように種は一つひとつ丁寧に取り除きましたが、あとはスライスして、麹、はちみつ、お砂糖と一緒に瓶へどんどん重ねていくだけ。
キラキラとした果実が瓶の中で重なる様子は、見ているだけで幸せな気持ちになりますね。
こちらは冷蔵庫でゆっくり育てていく予定です。

酵素柑橘シロップ、もう美味しそう!
そして、もう一瓶!
こちらはレモンを主役に、少し余った伊予柑やタロッコを合わせて。
かつて料亭でいただいたせとかのシロップジュースはこちらのタイプ。
お酢とはちみつ、お砂糖を「一対一対一」で割った、保存性の高い「レモンサワーシロップ」(写真右側)です。
ちょっと身が痩せてしまった果実も、酸っぱいレモンも、こうしてお酢とはちみつの魔法をかければ、極上のジュースの素に生まれ変わります。
投資の世界は数字を追いかけるシビアな面もありますが、こうして季節の果実に触れ、完成を待つ時間は、私にとってかけがえのない「心の投資」かもしれません。
冷蔵庫を開けるたびに、瓶の中を覗く楽しみが増えました。
美味しくなったら、またご報告しますね。

オレンジとレモンのシロップ、見てるだけでしあわせ〜╰(*´︶`*)╯♡
美味しい話をしたらレシピが欲しいですよね?
もちろんです!
ぜひ作ってみてください!!
1、酵素たっぷり;醗酵柑橘シロップ
一般的な氷砂糖漬けよりもギルトフリーで、腸内環境にも優しいレシピです。
材料
柑橘(レモン・こはる): 合計1kg(皮ごと使うのでよく洗う)
乾燥米麹: 200g
(生麹のほうが粉っぽくなりにくいかも?)
はちみつ(または甜菜糖): 500g〜800g(保存性を高めるなら多めに)
作り方
下準備: 瓶を煮沸消毒、またはアルコール除菌しておきます。
カット: 柑橘を5mm程度の輪切り、または銀杏切りにします。種は苦味が出るので丁寧に取り除きます。
漬け込み: 瓶に「柑橘→麹→はちみつ」の順で交互に入れていきます。
熟成: 直射日光の当たらない常温で保存します。1日1回、清潔なスプーンで上下を混ぜてください。
完成: 1週間〜10日ほどして、麹が柔らかくなり、水分が上がってきたら完成です。
保存: 完成後は冷蔵庫で約3ヶ月保存可能です。
飲み方: お湯や炭酸水で4〜5倍に割ってどうぞ。米麹の優しい甘みが加わり、ホッとする味に。
2、柑橘の「ヴィネガーシロップ」(お酢ドリンク)
夏バテ予防に最適な、お酢を使ったシロップです。お酢を入れることで保存性がさらに高まり、常温に近い環境でも安定します。
材料
柑橘(こはる・レモンなど): 合計500g
氷砂糖(またはキビ糖): 500g
お酢(リンゴ酢や米酢): 500ml
作り方
柑橘を輪切りにして、消毒した瓶に砂糖と交互に入れます。
最後にお酢を注ぎ入れ、冷暗所で1週間ほど置きます(時々振って砂糖を溶かす)。
飲み方: 炭酸水で4〜5倍に割ると、キレのある「柑橘スカッシュ」になります。
それからひと月…
ヴィネガーシロップは長く置きすぎて、アルコールっぽくなってしまいました(泣)
オレンジやレモンの色が鮮やかなうちに飲むのがオススメです。
まだもうちょっとエキスを絞り出してから、なんて欲張っていたら、そのうち泡が出てきてちょっと苦い!
色が鮮やかな時に試してみたら、とても美味しかったのに!
皆様もどうぞ気をつけて早めに飲んでくださいね♡
酵素柑橘シロップは、冷蔵庫に入れたままのを食べてみたらビリビリする!
傷んだ?と思ったけど、このビリビリはカビなどによる腐敗ではなく、酵母菌による発酵(アルコール発酵)が進んで、炭酸ガスが発生している状態のようです。
腐敗してるサイン
見た目: 表面に白、黒、緑などのカビが生えている。
臭い: 明らかに酸っぱい「異臭」や、生ゴミのような嫌な臭いがする。
濁り: シロップがドロドロに不自然に濁っている。
食べられるサイン
臭い: フルーティーなワインやブランデーのような、心地よいお酒の香りがする。
状態: カビはなく、ただシュワシュワ・ピリピリしているだけ。
↓
そして、さらにひと月後
柑橘のヴィネガーシロップは完全にお酒になっていました。
我が家は誰もお酒を飲まない(泣)
火を入れて、少し煮詰めて保存し、パウンドケーキに入れてみます!
ちょうど、余ったレモンとオレンジの皮を薄切りして砂糖と一緒に煮たピールを作ってあるので、それと一緒に(くるみも)入れると美味しそう。

甘くてほろ苦い酵素柑橘シロップ❤️
酵素柑橘シロップは、なんともうビリビリしなくなっていました!
実はこれ、酵母菌たちの「発酵」が限界まで進んで終わり、今度は全体が「天然のフルーツビネガー(果実酢)」や「完熟したリキュール」のような状態に落ち着いたということのようです。
お砂糖の糖分を酵母がすっかり食べ尽くしたため、シュワシュワの炭酸ガスが抜け、味も甘酸っぱくなっています。
こちらの活用法は
お肉料理の隠し味・ソースに使う(これが一押し!)
実は、この「発酵が進んで落ち着いた柑橘」は、お肉を柔らかくし、風味を劇的に良くする最高の発酵調味料になります。
チキンソテーやポークチャップのソースに: 醤油、みりん、そしてこのオレンジ(実とシロップ両方)を合わせてお肉と一緒に軽く煮詰めます。
お肉の漬け込みに: 鶏肉や豚肉を焼く前に、このシロップに30分ほど漬け込んでおくだけで、お肉がしっとり柔らかく焼き上がります。
煮詰めてジャムにすることも出来ます。
もちろん、そのまま食べることも出来ますが、ちょっと好き嫌いが分かれるかも?
そのまま食べるなら…
発酵する前の方が美味しいかな。
そして実際…
サラダのドレッシングに使ってみました!
これはイケる。美味しいです。
その場合果肉は入れない方がいいかも?
そしてチキン南蛮のソースに使ってみました!
これも美味しい。こっちは果肉あってもいいかな?
オレンジはお肉に合う!
お好みで色々試せそうですね。
ここまで来て、ようやく気づきました。
もともと私は、あの料亭で飲んだ「せとかのシロップジュース」のような、爽やかなドリンクが飲みたかったはずだった、と(笑)。
発酵させてしまった時点でその目的からはズレてしまいましたが、今回の失敗から大きな学びがありました。
長くシロップ(ドリンク用)として楽しむなら: お砂糖の量を増やす、または早めに火にかけて発酵を止める。
発酵してしまったら: お肉のソースやドレッシングなど、最高の発酵調味料として料理に活かす!
火を入れると生きた酵素の栄養は飛んでしまいますが、パウンドケーキやソースにすれば極上の風味に生まれ変わります。
ドリンクとしてはちょっと失敗だったけれど、結果的に我が家の食卓を豊かにしてくれた「心の投資」になりました。次は最初からお砂糖多めで、リベンジしてみたいと思います!
思考が堂々巡りしながらも、大満足のシャロンでした。チャンチャン。

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