アケビの雌花初めて咲いた!ぺぺぺっと吹き飛ばして5年、ついに…。

ガーデニング

アケビとの出会い

私が初めてアケビという果物を見たのは、5年ほど前のことでした。

薄紫色の不思議な果実。

スーパーでよく見かける果物とはまったく違う姿に、なぜだか強く心を惹かれました。

「これ、どんな味がするんだろう?」

気になって調べてみると、中身はほとんど種だということが判明。

さらにYouTubeで検索してみると、なんとヒカキンさんがアケビを食べている動画を発見しました。

動画を見れば見るほど食べてみたくなり、ついにメルカリでアケビを購入。

念願のアケビとの初対面です。

食べてみた感想は…
実際に食べてみると、ほんのり甘い。

でも正直なところ、
「ものすごく美味しい!」
という感じではありませんでした。

口の中に果肉と種を一緒に含み、後から種だけを出す食べ方なのですが、とにかく種が多い。

「ほとんど種じゃない?」
と思うほどです。

それでも、ずっと憧れていた果実を食べられた満足感は十分でした。

もったいないから庭へ

食べ終わった後、たくさん残った種。

捨てるのもなんだかもったいなくて、庭に向かって「ぺっ、ぺっ、ぺっ」と吹き飛ばしておきました。

食いしん坊の私は、あわよくば芽を出すかもと期待しつつ…。

そして、そのまま忘れていました。

忘れた頃に現れた謎のつる


それから2年ほど経った頃でしょうか。

庭の片隅に見慣れないつる植物を発見しました。

「これ、もしかしてアケビ?」

確信はありませんでしたが、なんとなくそんな気がしました。

いつも手作り野菜をお裾分けしてくれる近所のおばあちゃんが、
「あらっ、これアケビやな。」と。

翌年になると、そのつるはあちこちで見かけるようになりました。

どうやら本当にアケビらしい。

花も咲くようになり、期待は高まります。

ところが——
実はひとつもなりません。

実がならない謎の3年間 犯人は「雄花だけ問題」

花は咲くのに実がならない。

不思議に思って昨年調べてみると、原因が分かりました。

アケビには雄花と雌花があり、実をつけるためには雌花が必要なのだそうです。

【アケビの花の違い】

雄花:小さめで、たくさん房状に咲く
雌花:大きめで、中心に緑色のめしべがある

我が家のアケビをよく観察してみると、咲いていたのは雄花ばかり。

なるほど。
これでは実がならないはずです。

そして今年、ついに!

ところが今年。

庭を見ていて思わず声が出ました。

「あっ!」
なんと雌花を発見したのです。

しかも1つや2つではありません。
あちこちに咲いています!

実際の写真↓

(ピンクの大きな花が雌花、白の小さい花が雄花)

なんと嬉しいこと!
なんだか胸がいっぱいになりました。

5年前、メルカリで買ったアケビ。

食べ終わった種を庭に吹き飛ばしただけ。

そこから何年もかけて育ち、ようやく実がなるかもしれないところまで来ました。

美味しさ以上の楽しみ

正直に言うと、アケビは人生が変わるほど美味しい果物ではありません。

むしろ「種が多いなあ」という印象の方が強いかもしれません。

それなのに今、とても楽しみにしています。

今年の秋、あの薄紫色の実が庭でパカッと割れる姿を見られるかもしれない。

そう思うだけで、毎日庭を見るのが少し楽しくなりました。

5年前に何気なく吹き飛ばした種が、こんな長い楽しみを運んできてくれるなんて。

雌花が散った後、実になりかけているかどうか確認しようと必死で探してみたのですが……まだわかりません。

しかも少し心配なことが。アケビのつるが巻き付いていた柿の木の枝を、夫が払ってしまったんです。

それが影響しているのかも…と、ちょっとヒヤヒヤしています(笑)

たいして甘くもないのに、なぜかとても楽しみにしている自分がいます。

あの薄紫の実が、自分の庭になる日を夢見て、もうしばらく見守ります。

植物って、本当に面白いですね。

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