こんにちは、シャロンです。
今回は、私のApple アカウントが他人に乗っ取られた恐ろしい経験について、お話しします。
始まりは一件のメールから
ある日、Gmailを開くと見慣れないメールが届いていました。
英語で書かれた「ChatGPT Monthly Subscription」の申し込み完了通知です。
私は時々ChatGPTを使っていますが、有料のマンスリー契約を申し込んだ覚えはありません。
「もしかして操作ミスで申し込んでしまったのかな?」
最初はそう思いました。
ところが、よく見ると宛名は私の名前ではなく「Mr. Brown」。
さらに料金の欄には見たこともない通貨が表示されています。
金額は書いてあるものの、その通貨がどこの国のものなのかもわからず、いくらなのか見当もつきません。
急に不安になりました。
もしかして、誰かが私のアカウントを使って契約したのでは?
そう思い、私はすぐにApple Accountのパスワードを変更し、二段階認証も設定しました。
しかし、すでに契約完了の通知は届いています。
サポートセンターに電話
翌日、不安を抱えながら仕事に行き、同僚にその話をしたところ、
「直ぐに電話した方がいい。それは大変なことだよ!」と言ってくれたので、
慌てて職場からAppleのサポートセンターに電話をしました。
事情を説明すると、担当者の方からこんな言葉が返ってきました。
「アカウントをしんかいされているようですね。」
私は聞き慣れない言葉だったので、
「しんかいって、どういう意味ですか?」
と尋ねました。
すると、簡単に言うとアカウントが乗っ取られた状態だという説明でした。
電話を切った後、「しんかい」という言葉を調べてみたのですが、それらしい言葉は見つかりません。
おそらく「侵害(しんがい)」の聞き間違いだったのだと思います。
老眼で視力もかなり落ちているのに、耳も悪くなってる60代シャロンはさらに落ち込む…。(笑)
さらに調べてもらうと、
「銀行口座やクレジットカードには紐づけされていないようですので、料金は発生しないはずです。万が一請求が発生した場合は、こちらで100%補償します。」
とのこと。
これでひとまず安心できると思ったのですが、Appleサポートの担当者から、
「念のため、このアカウントはいったん解約しましょう。」
と言われました。
パスワードも変更したし、二段階認証も設定したのに?
そう思いましたが、担当者によると、一度第三者に侵害された可能性がある以上、完全に安全とは言い切れないとのことでした。
結局、私はそのアドバイスに従い、Apple Accountを解約することにしました。
自分では気づいていない情報がどこまで漏れているかわからない以上、専門家の判断に従う方が安心だと思ったのです。
いずれにしても、自分のAppleアカウントに第三者がアクセスしていた可能性があると聞き、言いようのない不安を感じました。
見慣れない通貨の正体は?
電話を切った後、もう一度例のメールを確認してみました。
気になったのは、あの見慣れない通貨です。
調べてみると、どうやらトルコの通貨でした。
日本円に換算すると、およそ2,000円程度の月額契約です。
正直なところ、
「そのくらい自分で払えよ……」
と少し拍子抜けしてしまいました。
とは言え、金額の問題ではありません。
怖かったのは、誰かが私のApple Accountにログインできる状態だったことです。
私のメールアドレスやパスワードが知られていたってこと?
その事実の方が、2,000円の請求よりずっと恐ろしく感じました。
まさかトルコの人が私のアカウントを乗っ取るなんて。
……いや、本当にトルコの人だったのかはわかりません。
でも、インターネットの向こう側で、自分の知らない誰かが自分のアカウントを使っていたかもしれないと思うと、背筋が寒くなりました。
Appleアカウントを守るために大切なこと
① 二段階認証は必ず設定しておく
私はメールに気づいてから設定しましたが、本来は最初から設定しておくべきでした。
② 身に覚えのないメールは必ず確認する
英語だったので最初は迷惑メールかと思いました。しかし、内容を確認したことで異変に気付けました。
③ 不安ならすぐに公式サポートへ連絡する
一人で悩むより、公式サポートに相談した方が早くて安心でした。
④ パスワードの使い回しをしない
もし他のサービスと同じパスワードを使っていたら、被害が広がる可能性があります。
⑤ 一番怖いのはお金より個人情報
今回の契約は約2,000円でした。でも本当に怖かったのは、自分のメールアドレスやアカウント情報が第三者に知られていたかもしれないことでした。
まさか妹も詐欺に?
先日、妹がうちに泊まった時のこと、スマホを見ていた妹が、
「クレジットカードに身に覚えのない引き落としがある。」と。
彼女はその場でクレジットカード会社に電話をし、なんの引き落としか調べてもらっていました。
カード会社側が支払いを止めておいてくれたので、金銭的な被害はなかったとのことでした。
後で分かったことには、フィッシング詐欺だったそう。
いつの間に誘導されていたのか全く気づかなかったらしいです。
その後、カードやパスポートも変更しなければならず、大変だったと妹は言っていました。
※フィッシング詐欺とは、実在する銀行やSNS、ショッピングサイトなどを装った偽のメールやSMSを送り、本物そっくりの偽ウェブサイトに誘導して、クレジットカード番号やパスワードなどの大切な個人情報を盗み出す犯罪です。
その手口とは?
「アカウントが不正利用された」「至急パスワードを変更してください」など、確認を急がせる文面で騙そうとします。
偽サイト(フィッシングサイト): 見た目が本物のサイトと区別がつかないほど精巧に作られています。
被害に遭わないための対策として、以下のことに気をつけるといいそうです。
①メールやSMSのリンクを安易にクリックしない。
②公式アプリや、あらかじめブックマークした公式サイトからアクセスする。
③ログイン画面で、ブラウザのURL(アドレス)が正しいか必ず確認する。
学んだこと
今回の件で学んだのは、
「自分は大丈夫」
と思わないこと。
今や、こうした詐欺はテレビドラマの世界のことではなく、身近なところで起こっているのです。
英語だったので最初は迷惑メールかと思いました。しかし、内容を確認したことで異変に気付けました。
まさか自分がこんな経験をするとは思っていませんでした。
でも、だからこそ記録として残しておこうと思います。
同じようなメールが届いて不安になった方の参考になれば幸いです。

コメント