エンジンから異音?節約主婦が「汚いコップ」の教訓で新車を買うハメになった話

体験談、お金の話

こんにちは、シャロンです。


​皆さんは、愛車の「声」を聞いていますか?

私は半年ほど前から、エンジン音が少し大きくなった気がしていました。
でも毎日乗っていると慣れてしまうもので、「車も歳をとれば声が枯れるわよね」なんて、のんびり構えていたのです。

​10年は乗るつもりで買ったミライース。走行距離もまだ8,000kmを超えたくらいだし、大丈夫……そう思っていた私の平和な日常は、ある日突然崩れました。

​息子とタイヤ屋さんの「ヤバいよ」宣告 


​久しぶりに帰省して助手席に乗った息子が開口一番、
「母さん、この車の音、変だよ!」

​そうかなと、まだのんきに、近所のタイヤ屋さんにスタッドレスへの交換ついでに見てもらうと、100mほど走っただけで戻ってきた整備士さんが一言。

「奥さん、この音はヤバい。すぐにディーラーに見せて!」

​プロを震え上がらせる私の愛車。ここでようやく事の重大さに気づきました。

​整備士さんの名言「汚いコップ」

購入先の大手販売店へ駆け込むと、最初に出てきた新人さんは「フロントに何か詰まってただけです」と楽観的。
なんだ、そうなのかと、帰り道、やはり走り出すとやっぱり異音が……。

​引き返して今度はベテランさんが登場。
「ちょっと走ればわかるだろ!」と、新人さんを一喝し、私にこう告げました。

「これ、いつ止まってもおかしくない大事故一歩手前の状態ですよ。修理に40万くらいかかります。」

ベテラン整備士さんが呆れ顔で教えてくれた本当の病名は、「トランスミッションの故障」でした。

今まで車検のときにしかオイル交換してなかった事を話すと、

「長い期間オイル交換してないと、オイルタンクがドロドロになるんですよ。そうなってから新しいオイルと交換してもだめなんです。汚いコップに綺麗な水を入れても飲めないでしょ?それといっしょ。」と。

人間でいえば血管が詰まって、足腰が動かなくなる一歩手前なのだそう。

​トランスミッションは、エンジンの力をタイヤに伝える超・重要パーツ。
オイル交換を怠ったせいで、その精密な機械の中にドロドロに汚れたオイルが詰まり、悲鳴を上げていたのかもしれません。

​節約家を自認していた私ですが、大事なメンテナンスを大ざっぱにしていたツケが、40万円という数字で跳ね返ってきた瞬間でした。

その場で中古車を見せてもらうも、13年落ちだが、走行距離短めの軽自動車が60万円と案内され、打ちのめされた私。
その場では即決できず一旦帰ることにしました。

購入を決めずに帰る私に、ディーラーからの提案は、「危ないと承知で乗って帰りますか?それとも、最寄り駅までならお送りしますが…。」

「買わない人間に代車は出せないよね。」と、諦めつつも悲しい気持ちで最寄り駅まで送ってもらい、電車とバスを乗り継いで帰宅したときには心身ともにヘトヘトでした。

​「ゆるゆるおじさん」と「敏腕営業マン」

修理か、購入か。ボロボロの心で相談したのは、友人が紹介してくれた地元の小さな車屋さんでした。
​ここのおじさんが、とにかく親切。親身になって話を聞いてくれました。
そして、「もしかしたら大丈夫かもしれないし、一度見てみよう!」と、すぐに大手販売店に私の車を引き取りに行ってくれました。

「悩んでいる間、これに乗ってなさい」とすぐに代車を手配してくれたのですが、なんとそのまま2ヶ月!
愛車は、やはり大手販売店の整備士さんが言ったように、修理をするならかなりかかるとわかりました。
それなら、購入しようと、最初、中古車を探してもらいましたが、中古の軽自動車って結構高いんです。

まだまだこれからも乗り続けることを考えると、新車を買って長く乗る方が得なのでは?と思いました。前回もそのつもりだったんですけどね(笑)。

そして、ローンで新車を購入することに決めました。

ですがおじさん、商売気ゼロ。
私が「これにする」と言っても、「本当にいいの?」「もっと考えたら?」と、一向にハンコを押させてくれないゆるさです。

​ところが先日、お店にローンの手続き書類をもらいに来たら、たまたま居合わせたスズキの営業マンさんがいて、少し話をすると、
「よし、では今すぐこれを発注しましょう!」
と、瞬く間に書類を書き手続き完了。

おじさんのゆるさを切り裂くような鮮やかな手際で、2ヶ月の停滞が嘘のように新車購入が決まったのでした。

​執念の「JAローン」活用術

​今回、130万円の購入に対し、迷わずJAバンクへ。クルマの発注もまだの段階で、ローンの契約はさっさと進めていました。

以前、夫が車を購入した時に他店で契約した「金利18%」というホラーのようなローンを、2年がかりで説得して「JAの2%」に組み替えた経験がある私。(男の人ってそういうことをとても面倒くさがるんですよね!)

​今回も130万円の購入に対し、迷わずJAバンクへ。クルマの発注もまだなのに、ローンの契約はさっさと進めました。

利息の合計は5年間でわずか5万円。月々2万円の返済です。

これならNISA株を売却して一括で払うより、資産を運用し続けたほうが賢いと判断しました。

​結局、最後は「人」と「距離」

この新しい車屋さん、実は私の職場から歩いて3分の距離なんです。

朝預けて、仕事に行って、帰りに引き取る。超便利!

​大手代理店は安くて活気がありましたが、車検のの時にしか行かないし、いつも違う人に案内され、整備もまた違う人で、関係がリセットされる寂しさもありました。

今は、私の性格を分かってくれて、季節ごとのタイヤ交換もずっと無料で、困ったらすぐ駆け込める「顔の見えるおじさん」がそばにいます。

​マメで真面目な妹は、13年目の車をピカピカに乗っています。

大ざっぱな私は、8年でエンジンを「汚いコップ」にしてしまいました。

​でも、この失敗のおかげで、最高の主治医(車屋さん)と、賢いローンの組み方、そして「メンテナンスこそ最大の節約」という教訓を得ることができました。

皆さん、オイル交換だけは……コップがきれいなうちに、ぜひ!

​【悲報】
廃車にした愛車のミラー部分に、コツコツ貯めたリサイクルポイントカードを忘れる。
​10年がかりで貯めた1,800円分。
車と一緒にシュレッダー(?)へ。
あ〜あ!さっさと現金化して使えばよかった。ちょっとリッチなランチくらいにはなったのに。
ちゃんちゃん………..泣


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