ビカクシダを襲ったしつこいカイガラムシとの戦いの記録!

ガーデニング

​こんにちは、シャロンです。

ビカクシダ(コウモリラン)を育てていると、一度は「カイガラムシ」の被害にあうと聞いています。

カイガラムシにはいろいろな種類があり、白い綿のように見えるものや、茶色い小さな殻のように見えるものがいます。見た目は違っても、葉や茎に付いて樹液を吸う害虫です。

私も今回、初めてカイガラムシ被害にあいました。

全く動かないし、本当に茶色い点にしか見えないので、最初はそれが虫だとは気づきませんでした。

ですが、調べてみるとカイガラムシには体の表面に硬い殻のようなものを作って身を守る種類がいるそうです。

葉や茎にぴたりと張り付いているので、小さな茶色いかさぶたのようにも見えます。

​それが、「取っても取ってもまた出てくる…」のです。

「せっかく育てた葉が傷んでしまう…」

​そんなしつこいカイガラムシに私も頭を悩ませていましたが、試行錯誤の結果、今のところは新たには発生していません。

まだ3週間目で経過観察中です。

​今回は、私が実際に体験したカイガラムシとの戦いから、大型の板付け株でもできた「薬剤処理」の工夫、そして意外な発生原因までを詳しくお話しします。

​手作業での除去には限界があった

ビカクシダの葉に付着した茶色いカイガラムシ(写真はイメージです。)

ある日、大切に育てているビカクシダの葉に茶色の小さな点々を発見しました。

​気になって調べてみると、どうやらカイガラムシの成虫のようです。

​まずは綿棒を使って、見つけるたびにひとつずつ丁寧に取り除きました。

​しかし、一週間後にはまた新しいカイガラムシを見つけてしまいました。

​それからは2〜3日おきにチェックを続けましたが、一向になくなる気配がありません。

​発生が多い部分はウェットティッシュで拭き取ったりもしましたが、これは葉を傷めるので良くなかったようです。

​コウモリラン(ビカクシダ)の葉の表面を覆っている白い毛のようなものは、「星状毛(せいじょうもう)」といいます。
​顕微鏡などで拡大して見ると、星のような形(星状の突起)をしていることからそう呼ばれています。
​〔星状毛の大切な役割〕
​乾燥から身を守る: 葉からの水分蒸発を防ぎ、保水力を高めています。
​強い光や熱を和らげる: 日差しを反射して、葉焼けを防ぐ日傘のような役割をしています。
​水やホコリを弾く: 害虫やカビの胞子が直接葉にくっつくのを防ぐ効果もあります。

​薬剤を導入してみたものの…

​手作業だけでは限界があり、やはり薬剤を使わなければ完全に除去できないと実感しました。

さっそくホームセンターへ走り、フマキラーの「カダンK庭木のカイガラムシに」と「オルトランDX」を購入してきました。

​まずは葉にカダンKをスプレーし、貝殻付けにしていた水苔の上からオルトランDXを撒いて水をかけました。

​これで安心かと思いきや、1週間後に再びカイガラムシを発見してしまいます。

​以前より出てくる数は減っていたものの、「また出てきた…」と本当にがっかりしました。

(注)オルトランDXは、適用病害虫としてカイガラムシは記載されていませんが、カイガラムシ退治の薬剤でネット検索したときに出てきたのと、ホームセンターですぐに見つけられたので購入しました。カダンKもオルトランもビカクシダに適しているかは定かではありません。薬剤は作物・用途ごとの登録内容を必ずご確認ください。

​意を決して「薬剤処理」に挑戦!

​「次はもっとしっかり漬け込んで退治しよう!」と決意しました。

​このビカクシダは大きな貝殻に付けていたのですが、貝殻から株が外れかけていたこともあり、このタイミングで新しい板に付け替えてから薬剤漬けをすることにしました。

​ところが、いざ作業を始めようとすると板が大きすぎて入る容器がありません。

​すでに板付けしてしまった後だったので、どうしようかと頭を抱えました。

​諦めずに探したところ、なんとか株の半分が浸かるサイズの桶を発見しました。

​半分だけ浸かった状態で、浸かっていない部分にはお玉で20分ほどひたすら薬剤をかけ続けました。

​しっかり薬剤を行き渡らせた後は、少し離れた場所からサーキュレーターの風を丸一日当てて丁寧に乾かしました。

​薬剤が垂れない程度に乾燥してから、いつもの壁に掛け直しました。

(注)自己判断での処理であり、植物への影響は保証できないため、ラベルにない使用方法は推奨しません。

​

​なぜカイガラムシが発生してしまったのか?

​無事に退治できたのかなとホッとした頃、ふと発生の原因に思い当たりました。

​実は以前、私が実家に帰って10日ほど家を留守にしていた時期がありました。

​観葉植物の数が多いため、夫に水やりを頼んでいたのですが、なんとビカクシダだけ忘れられてしまっていたのです。

​帰ってきたときにはカラカラに乾いていましたが、その後はなんとか持ち直したように見えていました。

​しかし今思えば、あの時の水切れで株が弱ってしまったのは間違いありません。

カイガラムシがついてしまったのは、それも一因だと思っています。

​まとめ

​カイガラムシは手作業だけでは根絶が難しいですが、薬剤を活用して株全体に行き渡らせることで、今のところ新しい発生はありません。

​また、日頃の水遣りや株の健康管理がいかに大切かも痛感した出来事でした。

​同じようにビカクシダのカイガラムシで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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