夫婦でiDeCo、節税額は2倍? 共働き・片働き別シミュレーション【2026年】

iDeCo

iDeCoって夫婦2人でやった方がお得なの?」

「妻の収入が少なくてもiDeCoの意味はある?」

これ、そのまま私の疑問でした。最初は、私より収入の多い夫がiDeCoをやる方がお得と単純に考えていました。
私のパートの収入は取るに足りないものと思ってたんですが………….。
60歳を迎え、様々な事情により、夫の収入が減ってきたのをきっかけに、
「待てよ!同じ金額入れるならそれを二つに分けて、夫婦二人でiDeCoをやったらどうなるのかな?」
と思いました。
そして、調べた結果、一定金額以上を積み立てる場合は2人の方がお得だとわかったんです!

共働き夫婦の場合、2人それぞれがiDeCoをやることで節税額がほぼ2倍になります。夫1人が上限まで積み立てるよりも、夫婦2人で積み立てた方が節税効果が大きくなるケースがほとんどです。この記事では、具体的な数字でわかりやすく解説しますね。

なぜ夫婦で運用すると節税額が増えるの?

iDeCoの節税効果は「所得控除」という仕組みによるものです。

所得控除とは、簡単に言うと「稼いだお金からiDeCoの掛金を差し引いて、税金の計算をしてもらえる」ということです。

例:月2万円のiDeCoを積み立てた場合

年間24万円分が所得から引かれるその分の所得税+住民税が戻ってくる

年収300万円の方なら年間約4.8万円が節税に!

ここで大切なのが、

所得控除は1人ひとりの所得に対して適用される」という点です。

つまり夫婦2人がそれぞれiDeCoを運用すれば、それぞれの所得から掛金が引かれるので、節税額がほぼ2倍になるわけです😊

夫婦2人vs 夫1人 節税額を比べてみた

年収200万円の妻と年収300万円の夫が月4万円積み立てたいと考えた場合どうなるでしょう?

まず結論から;そもそも会社員の夫の月の上限額は2万3000円。月4万円は積み立てできない!夫婦2人で2万づつなら積み立てできる。


積み立てる金額そのものが変わってくるので、単純には比べられないが、あえて比較してみます!
夫と妻が2人で月に2万円ずつ積み立てた場合と、夫1人で上限額の2万3000円積み立てた場合はこうなります。

💡10年間で約29万円の差!

1人が上限まで積み立てるよりも、夫婦2人で月2万円ずつ積み立てた方が、10年間で約29万円も節税額が多くなります。しかも2人合わせた積み立て額も多くなるので、老後資金もより多く準備できます。

夫婦の年収別 節税シミュレーション

それぞれ月2万円ずつiDeCoを積み立てた場合の年間節税額を計算しました。
*年収103万円以下など、扶養の範囲内で働いている場合は所得税がかからないため、シミュレーションに入れていません。


妻の年収妻の節税額 (年間)夫の年収夫の節税額 (年間)合計節税額 (年間)
ケース①200万円3.6万円300万円4.8万円8.4万円
ケース②300万円4.8万円400万円5.5万円10.3万円
ケース③400万円5.5万円500万円8.3万円13.8万円
ケース④専業主婦 (収入なし)節税なし500万円8.3万円8.3万円

所得税率・住民税率の合計を、年収200万円は約15%300万円は約20%400万円は約23%500万円は約30%として試算。実際は扶養・各種控除の状況によって異なります。

年収200万円でも、3万6000円も節税できるなら、かなりお得だと思いませんか?

専業主婦・主夫の場合は?

専業主婦・主夫の方は収入がないため、所得控除による節税効果はほぼありません。ただしiDeCoに加入すること自体はできます(月5,000円~2.3万円)。「節税効果はないけど、運用益が非課税になる」というメリットは受けられます。

夫婦それぞれの掛金上限を確認しよう

iDeCoの掛金上限は職業によって異なります。夫婦それぞれの職業に合った上限を確認してください。

202412月改正で、確定給付型企業年金のある会社員・公務員の上限が月1.2万円→2万円に引き上げられました。

💡自営業・フリーランスの方は特にお得!

自営業・フリーランスの方は月最大6.8万円まで積み立てられます。夫婦どちらかが自営業なら、その方が上限まで積み立てると節税効果が非常に大きくなります。

我が家の場合

うちはちょっと特殊で、夫は自営業でありながらパートもしています。自営なので、月に6万8000円まで積み立てられるのかと思いきや、会社員と同じ2万3000円が上限となります。
理由は、厚生年金に加入しているから。
ですから、2万3000円以上の積み立てをしたいのであれば、夫婦2人それぞれでiDeCoを活用するべきなのですね!

夫婦でiDeCoを運用する際の注意点

⚠️  iDeCoの口座は1人1口座のみ

iDeCoは夫婦で1つの口座を共有することはできません。夫は夫の口座、妻は妻の口座をそれぞれ別々に開設する必要があります。証券会社は同じでも別々でも構いません。

⚠️  原則60歳まで引き出せない

iDeCoは老後のための制度なので、途中で解約してお金を引き出すことができません。
夫婦2人分の掛金を無理なく続けられる金額に設定しましょう。

⚠️  受け取り方には注意が必要

退職金を受け取る年と重なる場合、一時金での受け取り方によっては税負担が増えることがあります。
受け取り方については、ファイナンシャルプランナーへの相談もおすすめです。

⚠️  妻が扶養内パートの場合は慎重に

年収103万円以下など、扶養の範囲内で働いている場合は所得税がかからないため、iDeCoの節税効果がほぼゼロになります。
この場合はNISAを優先する方が良いケースもあります。

夫婦でiDeCoを始めるなら同じ証券会社がおすすめ?

夫婦で同じ証券会社でiDeCoを開設するメリット・デメリットをまとめます。

同じ証券会社にするメリット別々でもOKなケース
✓ 操作方法が同じで覚えやすい→ 夫は楽天経済圏、妻はSBI派など カードや銀行が違う場合
✓ 一方が詰まったとき教え合える→ それぞれ使い慣れた証券会社がある
✓ 問い合わせ先が1つで楽→ 特にこだわりがなければ 同じ証券会社が無難

松井証券・楽天証券・SBI証券、どれでもOK

3社とも運営管理手数料は無料で、人気のeMAXIS Slimシリーズも購入できます。夫婦で同じ証券会社にする場合は、使い慣れたものや普段使いの銀行・カードと相性の良いものを選んでください。

まとめ 夫婦でiDeCoをやるべき3つの理由

  節税額がほぼ2倍になる!10年間で数十万円の差も

夫婦それぞれの所得から掛金が控除されるため、節税額がほぼ2倍になります。夫1人が上限まで積み立てるより、夫婦2人でやる方が断然お得です。

  老後資金も2人分しっかり準備できる

それぞれが自分の老後資金を積み立てることで、夫婦合わせた老後資金が増えます。長生きリスクへの備えとしても心強いです。

  収入が少ない方でも節税メリットがある

年収200万円でも所得税・住民税は発生しています。iDeCoをやれば、その分の税金が戻ってきます。「収入が少いから意味がない」ということはありません。

まずは2人で「いくら積み立てられるか」を話し合ってみましょう!

5,000円からスタートできます。2人合わせて月12万円からでも、十分な節税効果が得られます。

口座開設は無料で、開設だけしておいて後から積み立てを始めることもできますよ😊

節税を受けるための手続きは? 意外とかんたん!

iDeCoで節税できるのはわかったけど、申告が面倒くさそう」そう思っている方も多いはず。でも実はとっても簡単です😊

毎年10月頃に「証明書」が届く

iDeCoに加入すると、毎年10月~11月頃に「小規模企業共済等掛金払込証明書」という書類が証券会社から郵送で届きます。これが節税手続きに必要な書類です。大切に保管しておきましょう!

💡確定申告はe-Taxなら更に簡単!

自営業の方や確定申告が必要な方は、国税庁の「e-Tax(ネット申告)」を使うと便利です。証明書のデータを読み込むだけで自動入力されます。「1行追加するだけで年間数万円が戻ってくる」と思えば、やる気が出てきますよ😊

「面倒くさい」より「お得」が勝ります!

年収300万円で月2万円積み立てた場合、この手続きをするだけで年間約4.8万円が戻ってきます。

1行書くだけで4.8万円」と思えば、きっとやる気が出るはずです😄

各証券会社でiDeCoを始める手順はこちら

・松井証券でiDeCoを始める方法はこちら

・楽天証券でiDeCoを始める方法はこちら

・SBI証券でiDeCoを始める方法はこちら

本記事は20264月時点の情報をもとに作成しています。税制・制度・掛金上限等は変更される場合があります。iDeCoには元本割れのリスクがあります。節税額はあくまでも試算であり、実際の金額は個人の収入・控除状況によって異なります。最終的な判断はご自身の責任で行い、詳細は税理士・ファイナンシャルプランナーにご相談ください。

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