[前編] NISAと​iDeCoどちらを選ぶべき?投資の前に大事なこと

資産運用


​こんにちは、シャロンです。

前回は楽天経済圏やSBI証券についてのお話をしましたが、今日は「結局、NISAとiDeCoどっちがいいの?」という疑問と、私が実際に直面した「投資をやっていて良かった!」と思える切実な舞台裏をお届けします。

​NISAとiDeCo、選ぶときの決定的な違い

​よく比較されるこの二つですが、私はこう使い分けています。

​iDeCo(イデコ): 「節税」の王様。出したお金が全額所得控除になるので、税金を払っている人ほどお得です。
​NISA(ニーサ): 「自由」の味方。いつでも売却して現金に戻せるのが最大の強みです。

NISAiDeCo
目的自由な資産形成老後資金の確保
引き出しいつでも可能原則60歳まで不可
大きなメリット運用益が非課税掛金が全額所得控除


​ここで注意したいのが、iDeCoは原則60歳(将来はもっと延長)までお金を引き出せないという点です。
一方でNISAは、「必要な時にいつでも売れる」という安心感があります。

それだけでなく、2024年にはじまった新NISAの最大のメリットは、非課税期間が無期限、つまり一生涯税金がかからずに持ち続けられることです!

私たちを守る「生活防衛金」

「生活防衛金」って聞いたことがありますか?

生活防衛金とは、急な収入減や予期せぬ出費に備えるための「すぐに使える現金の備え」のことです。

目安の金額

一般的には生活費の3〜6ヶ月分が目安とされています。月の生活費が20万円なら、60〜120万円程度。家族構成や収入の安定度によって変わります。

会社員(収入が比較的安定)→ 3〜6ヶ月分

フリーランス・自営業(収入が不安定)→ 6〜12ヶ月

​理想と、私の「危ない」スタート

実を言いますと、私は預金もない状態でNISAを始めてしまいました。

たまたま、大暴落を経験せず5年間来ましたが、もし、大暴落のタイミングで株を売らなければならない状況になっていたら大損することになっていたでしょう。

NISAはいつでも引き出せるとはいえ、生活防衛金無しではとてもリスクが大きいです。

だからこそ「100万円」は手元に残す

​「夫婦二人の生活なら、せめて100万円は普通預金に残しておきたいもの。
いつでも引き出せるNISAは便利ですが、それはあくまで『運用』。
まずは動かさない『守り』を固める大切さを、身をもって感じています。」

​追い打ちをかける「現実」の出費

​「なぜここまで『守り』を強調するかというと、理想論ではなく、本当に『急な出費』は容赦なくやってくるからです。実際、わが家を襲ったのはこんな出来事でした……」

20年使った給湯器と、突然の愛車の故障

この「いつでも引き出せる」というNISAの柔軟性が、私をどん底から救ってくれました。
まず、20年近く使っていた給湯器が悲鳴を上げました。

修理をしながら騙し騙し使っていましたが、ついに「冬までには買い替えたほうがいい」という宣告。ネットで必死に安くて信頼できる業者さんを探し、エコキュートへの買い替えを決意しました。

施工費込みで43万円という大きな買い物でしたが、市の補助金(10万円)をフル活用して、実質33万円で収めることができました。

同じ年、高くなりすぎた庭木3本の伐採で7万円。

そして、なんと続いて8年間私の相棒だった愛車が突然、故障してしまったのです!
「えっ、今!?このタイミングで!?」と天を仰ぎました(笑)。

ようやく大学に通っていた息子が卒業し、家計にも余裕が生まれるだろうと喜んでいたというのに。

この時もし全額をiDeCo(引き出せないお金)に入れていたら……と思うと不安でたまらなかったでしょう。

これほど立て続けに大きな出費があるなんて、まさに想定外でしたが、人生何が起こるかなんて誰にもわかりません。

NISAに投資したお金をいつでも引き出せることは大きな安心感を与えてくれました。

結局、NISAとiDeCoどっちがいいの?

自由度ならNISA、老後特化ならiDeCo。

迷ったらNISAから始め、余裕ができたらiDeCoを足すのが正解です。

まずはNISAで『出せるお金』を確保。

生活防衛費が貯まったら、iDeCoで『老後のお金』を固めるのがベストです。

​私も60歳…..、貯めるだけでなく、今度はそれを使う方法についても模索しました。

次回は、出口戦略(投資した株を取り崩す方法)についてお話ししますね。

 

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